ロボや [生活]
うちのテレビのリモコンには携帯ストラップがくくりつけてある。
青いちいさなロボットがついた、携帯ストラップ。
なくなりがちなリモコンが少しでも探しやすくなるようにと、工夫したつもりなのだが、
そんなことをしたところで、なくなるものはなくなる。
そういったわけで、役にたってはいないストラップなのだけれど、
長い間、一緒にくらしているうちに情がわき、「ロボ」と呼んで実は、結構かわいがっている。
だって、ロボはかわいい。
四角い頭と四角い体を見ていると、子どもの頃に遊んだおもちゃのロボットを思い出す。
マッチ棒みたいな手足は可動式で、ポーズを変えられるところも、たまらなく愛しい。
ところが、家人から愛されているにもかかわらず、
このロボット部分、よく消えるのである。
消える、とちょっとオカルトな言い方をして、「ええっ!」と驚かせたかったのだけど、
ちゃんと、驚いてもらえました?
言い方を変えると、ストラップの先っちょ(←ロボット)がとれて紐だけ残っている、
そういうことがよくあると、そういう普通のはなしです、すみません。
実は、今もロボがいない。
さっき、気が付いた。
ちょっと探してみたけれど、見つからなかったので、
「まあ、そのうちでてくるでしょ」、とブログを更新している。
わたしがこのように、どっしり構えているのには理由がある。
ロボは必ずでてくるのである。
今までに何度もなくなったけれど、ある日ひょっこり発見されるのが常なのだ。
前回発見されたときは、少し驚いた。
なかなか見つからないので、ああ、こんどこそ出てこないかも。
バイバイ、ロボ。
と、あきらめかけていたら、
カッパの隣にいた。
←この隣に。
それを見た夫が言った、
「ひょっとすると、留守中にカッパと遊んでいるのかもしれないね。」
いい年をしたおっさんのくせにファンタジーなことを言ってしまった、夫は恥ずかしそうだったが、
自分の留守中にカッパとロボが遊んでいる姿を想像してしまった、わたしは怖かった。
ロボが今どこで何しているのかは、わからない。
そのうち、ひょっこり戻ってくるのだろうけど、
ロボさんにお願いしたいのは、床にころがってるのだけはやめて欲しいということ。
知らずに裸足でチミを踏んじゃうと、兆、痛いので。
もひとつ、お願いしたいのは、絶対でてきてね、ということ。
ロボの写真がなくて、ここに載せられないのが残念だから。
チミのかわいさを、皆さんにも見て欲しいの。
↑こんなこと書いたら、なんかロボ愛が高まってきてしまった。
もうちょっと探すことにします。
へば。