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サボテンのサボ子さんのこと [サボ子さん]

掲題の件、

  

サボ子さんです。

 

今の家に引っ越したときに母が買ってくれました。

 

サボ子さんはこの夏・・・

 

 

 

 

腕がのびました。

            

 

 

 ものの本に、

「冬はサボテンに水をあげなくてよい」

とあったので、

冬の間じゅう、本当にほったらかしにしていました。

でも元気がないので心配して、

腕を触ってみたら・・・

 

 

 

 

 

 

 

超ガリガリ。

 

 

このままじゃ死んでしまうと思い、

それから2週間に一度くらいは水をあげるようになりました。

 

春がすぎて夏が来て、

ガリガリだった腕もだんだんふっくらしてきて、

緑の肌もつやつやに。

 

ある日ふと気づいたら・・・

 

               

この愛らしい腕ができてました。

 

サボ子さん、ごめんなさい。

お水あげなくて、ごめんなさい。

サボ子さんが生き物だって、忘れててごめんなさい。

この愛らしい腕を眼前にして、懺悔。

 

洗濯物だのカーテンだのを引っ掛けて

何度かサボ子さんを倒しました。

そのたびにサボ子さんは自分の棘で怪我をして

白い血を・・・流していました。(泣)

 

ズボンにサボ子さんの棘が引っかかった時のことです。

「いてて」と反射的に足を引っ込めたところ、

ズボンに引っかかったサボ子さんの棘が抜けず、

サボ子さんが大きく転倒してしまいました。

そして、

サボ子さんの腕が・・・折れました。(号泣)

白い血をたくさん流しながら、

折れた腕をぶらさげた、サボ子さんの痛々しかったことといったら・・・。

 

折れた腕はもう元には戻らないので、

 

私がもぎりました。

 

 

     

今も残る痛々しい傷跡・・・。

 

今までに買った観葉植物をことごとく枯らし、

絶対枯れないから大丈夫と言われた「ポトス」までも枯らしてしまった、私。

 

でも、サボ子さんとなら暮らしていけそうな気がしています。

頑丈だから。

 


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