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カリブの海賊のはなし [思い出話]

旦那様の仕事が一段落し、休暇がとれたので、

お出かけしてきました。

 

        こんなところに

        

           ・・・・おで、写真へたすぎ。

 

ここがどこかわかりますか。

 

私はわかります。

これはディズニーシーです。

 

初めて行ってきました、ディズニーシー。

 

 

すっごい楽しかったです。

 

 

以上、ミッソのディズニーシーリポート終わり。

 

 

今日は私が初めてディズニーランドに行ったときのことを

お話します。

 

大学生になって上京してひとり暮らしを始めたとき、

東京にいる知り合いは一人だけしかいませんでした。

大学卒業後東京で就職してた、従兄のてっちゃんです。

 

てっちゃんは上京したての私に、

何度もご飯を食べさせてくれた、

私の恩人です。

てっちゃんは大のディズニーランドファンで、

会うと必ずディズニーランドの話をしていました。

 

そして、てっちゃんにボーナスがでた時、

いつも話を聞いてるだけじゃかわいそうだからと

私をディズニーランドに連れて行ってくれました。

 

私は初めてのディズニーランドに大興奮。

でもディズニーランドファンのてっちゃんはもっと興奮しています。

「ほら、あれがシンデレラ城だぞ、ミッソ!」

「木の形がミッキーマウスだぞ、ミッソ!」

てっちゃん、そのくらいはおでもわかるだよ、ということでも

ちゃんと説明してくれます。

 

そして、てっちゃんの大好きな「カリブの海賊」に乗ることになりました。

「カリブの海賊」の話はてっちゃんからすでに何度も聞いています。

 

ディテールまでぬかりがなく作りこまれた、芸術的アトラクション

 

だと、てっちゃんはいつもうっとりして言っていました。

 

最後のところは細かいところまで全部見ないともったいないぞ

 

とてっちゃんに教えられていたので、

私も真剣でした。

 

ウォウウォウウォウウォウォゴゲゲゴゲゲゴ~♪

 

ってな歌と共に海賊の町の様子が繰り広げられる、

最後の部分です。

 

 

そこで私は発見したのです。

 

 

「てっちゃん!

天井を見てみ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっごいカビが生えてるだ!!」

 

 

 

 

 

 

・・・・てっちゃんは、何も言いませんでした。

 

 

その後、てっちゃんとディズニーランドには行ってません。

 

 

てっちゃんのことを考えると胸が痛みますが、

私はこの時みた、カビだらけの天井が忘れられません。

 

その後大人になってもディズニーランドでカリブの海賊に乗るたびに

 

天井を見るのを忘れません。

 

たぶん一生。  


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