どうしても覚えられないこと [脳のおとろえ]
覚える気がないのか、脳のおとろえのせいなのかそこんとこよくわかりませんけども、どうしても覚えられないいくつかの事柄がございます。
「スキマなんとか」とか「アジアンカンフーなんとかかんとか」とか「スネオなんとか」
若いグループのお名前はどれがどれだかさっぱりわかりません。
わからなくても生きていけるので、気にはしてないんですけども。
毎度、「これがスキマなんとかだな、よ~し、覚えたぞ!」と宣言するくせに、忘れるのが若干気になります。
これは、やはり問題なのではないでしょうか。
「よ~し、覚えたぞ!」
そのように宣言するときは、晴れ晴れとした気持ちなのです。
もう、わたしは間違えたりはしない。
さようなら、昨日までのわたし。
ところが、次には、
「あで~~~、誰らっけ、こでは~?」
↑このような、ヨタローのような、馬鹿のような、ハクチのような、
そのようなことを言っている。
こんなことではいけないと思います。
そういったわけで、もう「よ~し、覚えたぞ!」と宣言しないことにしました。
「誰らっけ、こでは~?」とも言わないことにしました。
つまりです!
無口にしていれば、馬鹿がばれない。
そのことにわたしは気が付いたのです。
どうも、わたしはおしゃべりがすぎる。
余計なことばっかりしゃべるから、いけないのです。
沈黙は金。
ここで、脳内にぴかっと「沈黙は金玉」というしょうもないことがひらめいたとしても、
黙っていればいいのです。
そうすれば、「ま~た、アホなことを言ってるわ」と周囲の方に生暖かい視線を送られることもなく、
「ミソはあんなにアホで大丈夫なのか」と影で心配されることもない。
「余計なことはしゃべらない」
これを今年の抱負にします。
いま、12月ですけども。
(おしまい)