ご報告 [脳のおとろえ]
我が家は夫とわたしの２人暮しですが、ほんとうは違います。
１９８人暮らしです。
夫とわたしのほかに、１９６人の宇宙人が住んでいます。
あっ、待って！行かないで！
怖くないから、おで、だいじょぶだから！
前回、消えたロボ。
でてきました。
小物入れの中にいました。
ストラップの紐から外れて、なくなりがちなロボを見るに見かね、
宇宙人がしまってくれたんだと思います。
よかったね、ロボ。
（おしまい）
どうしても覚えられないこと [脳のおとろえ]
覚える気がないのか、脳のおとろえのせいなのかそこんとこよくわかりませんけども、どうしても覚えられないいくつかの事柄がございます。
「スキマなんとか」とか「アジアンカンフーなんとかかんとか」とか「スネオなんとか」
若いグループのお名前はどれがどれだかさっぱりわかりません。
わからなくても生きていけるので、気にはしてないんですけども。
毎度、「これがスキマなんとかだな、よ～し、覚えたぞ！」と宣言するくせに、忘れるのが若干気になります。
これは、やはり問題なのではないでしょうか。
「よ～し、覚えたぞ！」
そのように宣言するときは、晴れ晴れとした気持ちなのです。
もう、わたしは間違えたりはしない。
さようなら、昨日までのわたし。
ところが、次には、
「あで～～～、誰らっけ、こでは～？」
↑このような、ヨタローのような、馬鹿のような、ハクチのような、
そのようなことを言っている。
こんなことではいけないと思います。
そういったわけで、もう「よ～し、覚えたぞ！」と宣言しないことにしました。
「誰らっけ、こでは～？」とも言わないことにしました。
つまりです！
無口にしていれば、馬鹿がばれない。
そのことにわたしは気が付いたのです。
どうも、わたしはおしゃべりがすぎる。
余計なことばっかりしゃべるから、いけないのです。
沈黙は金。
ここで、脳内にぴかっと「沈黙は金玉」というしょうもないことがひらめいたとしても、
黙っていればいいのです。
そうすれば、「ま～た、アホなことを言ってるわ」と周囲の方に生暖かい視線を送られることもなく、
「ミソはあんなにアホで大丈夫なのか」と影で心配されることもない。
「余計なことはしゃべらない」
これを今年の抱負にします。
いま、１２月ですけども。
（おしまい）
おばかさんの日常 [脳のおとろえ]
昨日のこと。
コタツちゃんを片付けようと突然思いたったのだった。
それ以来私の巣となっていたのだが、一日中コタツちゃんに入っているとどうも
べらぼうに怠けてしまう。
コタツちゃんの魔力にやられて、昼寝してしまったことも数知れず。
このままではいけない、とコタツちゃんを片付ける決心をしたのだった。
うちのコタツちゃんは天板と土台をネジネジで固定すれば
そのまま座卓としても使える。
家具調コタツ、というやつだ。
布団をはがし、座卓の姿に戻してやることにした。
しかし、ネジネジが見当たらない。
ネジネジで天板と土台を固定しないことには座卓として使えない。
コタツちゃんを設置したときにどこかにしまったのは覚えている。
「ここにしまったことを忘れないようにしなくっちゃ」
と思ったことも覚えているのだが、
ここってどこだ？
家中を捜索すること３０分。
あ～おいら～やんなっちゃったよ～♪
おいら～とことん～やんなっちゃった～～♪
思わず口ずさんでしまったこの曲。
薄い壁のボロアパートに住んでいた学生時代、
隣の住人が毎週土曜日の朝にギターを弾きながら歌っていた曲である。
隣人の自作の曲だと思われる。
いまだに困ったときに頭の中で流れるのだった。
当時はこの曲がイヤで、聞こえてくると慌てて外出していたのだが、
こうして１０年以上たった今でも口ずさめるということは、
実は名曲なのかもしれない、とは思わない。
それだけ何度も聞かされていたということだろう、かわいそうな学生時代の私。
懐かしいけど思い出したくもない曲をくちずさんでしまったため、
しばしノスタルジーに浸った。
そして、ネジネジを探していたことを完全に忘れた。
あ～あ、嫌なことを思い出しちゃったので、
散歩にでも行こう、と出かけてしまったのだった。
散歩から帰ってきて、思い出した。
ネジネジを探さなくては！
ひょっとするとあそこかもしれないとうところがあった。
夫が使っている引き出し。
夫が出しっぱなしにしているものは全部そこに入れることにしている。
私の管理下にはないので、私はただ夫のものをみつけたらそこに入れるだけ。
カオスである。
領収書やPCのコードや文房具や外貨などがぐっちゃぐっちゃに入っている。
整頓してあげようとしたこともあるが、
そうすると夫が何かをなくしたときに私も一緒に探さなくてはいけなくなるので、
そのままにしている。
うちの夫はとにかくよくモノをなくす。
きむたこちゃんちの自由人さんにも勝つかもしれない。
モノに執着がないらしい、というとポジティブな響きだが、
自分がカバンをなくしてきたことを次の出張まで気がつかないって・・・、
かなりヤバめ。
夫が今までになくした数々のモノを思い出して憂鬱な気分になりながらも、
一応夫の引き出しを開けてみた。
ゾウの柄のクッションカバーが一番上にあった。
多分どこかでお土産にもらって忘れているのだと思われる。
かわいいゾウの顔を見ていたら、笑いがこみ上げてきてしばらく笑っていた。
そしてまたネジネジのことを忘れた。
夕飯の支度をしている最中に、はっと思い出した。
土台の上に天板が乗っかっているだけの、
中途半端な姿の座卓。
消えたネジネジ。
夫はもうすぐ帰ってくるし、ご飯ももうすぐ炊き上がる。
私は再び座卓の土台に布団をかぶせ天板をのせ、
もう一度コタツちゃんを設置したのだった。
あ～おいら～やんなっちゃったよ～♪
おいら～とことん～やんなっちゃった～～♪
甘やかす話 [脳のおとろえ]
最近、すごく好きなんです。
好きで好きでたまらないんです。
自分が。
先日、女友達４人と飲みに行きました。
が、飲み会の途中から記憶が全くありません。
翌日、友達が教えてくれました。
さあこれからって時に「ちょっと失礼」と言って、
横になり、眠ってしまったのだそうです。
帰るまで。
はははは～、おで、かわいい～！
寝ちゃうなんて、赤ちゃんみて～だだ！
・・・・まだあります。
朝寝坊しました。
支度もそこそこに大慌てで会社に行き、
何とか間に合いました。
ほっとして、トイレに用足しに行ったら、
ズボンの下にパジャマのズボンをはいてました。
そんなに寝ぼけていたのに会社に行くなんて、
おで、超かっちょいい！
責任感が強いだ、えらいわ、おで！
・・・・まだつづきます。
会社で社員のかたと電話で話していました。
ミッソ「では、今週中に書類を送ってください。」
社員「どなた宛に送ればいいですか？」
ミッソ「あ～、おで宛で結構です。」
慌てて、「わたし」と言い直しついでに苗字も言い直し、
うまくごまかそうとしましたが・・・
社員「わかりました、おで様あてで送らせていだだきます（笑）。」
・・・・無理でした。
はははは～、おで、超おもしろいだ～！
天然の間違いで他人を笑わせるなんて、
笑いの神様がついてるだ！
・・・・もう一つあります。
久しぶりに掃除をしました。
家中のいろんなところから、
おでの靴下がでてきました。
５足ありました。
はははは～、おで、かっちょいい！
いろんなところに靴下を置いて、
自分の匂いをつけているだ！
野生の血だだ～！マーキングだだ！
おわり。
１０月２日のこと [脳のおとろえ]
会社出社、最終日の９月３０日。
仲よしさん達が送別会をしてくれました。
楽しい仲間との送別会はとても盛り上がり、
普段は話さないような深い内容をしみじみ話せたりもして、
とてもステキな思い出をいただきました。
私は「辞めるの止めただ」を連発しながら
ワインをたくさん飲みました。
仲よしさんたちはプレゼントまで用意してくれていました。
実は移動するときに、一人が怪しい大きな袋を持っていたので、
「あれをおでにくれる気だだな？（ニヤリ）」
とひそかに思っていましたが、
実際に頂いたときは、胸がいっぱいになりました。
そして、感動で涙ぐみそうになりながら、
プレゼントに添えられていた、カードを開きました。
はっぴーばーすだ？
え？カ、カード使いまわし？
別の意味で泣きそうになりました。
・・・なんでこの期におよんで
カードをケチる？
みんなにありがとう、ありがとうといいながら、
心の中では疑問符が消えません。
２次会の店に行き、本当の酔っ払いになった私は、
表情を曇らせながら酒の力で聞きました。
「なんで、バースデーカードだだ？」
「え？」
「今日は
ミッソの送別会ではないだか？」
暗い顔の私をみて、
みなさん大爆笑・・・・。
・・・・私、きのう１０月２日、３４歳の誕生日を迎えました。
退職のことで、頭がいっぱいだったため、
誕生日、完全に忘れていました。
誕生日だからって、子供の頃のようにはしゃぎまわったりはしませんが、
忘れてしまうってほど、まだ老成してはいません。
まぁ、今回は退職というイベントと重なったため、
忘れていたのも無理はない。
今回は脳のおとろえを嘆いたり、
宇宙人のせいにしたりはしません。
大人の苦笑で自分を許します。
いただいたカードのおかげで、誕生日のことを思い出したので、
昨日は
寄席に行き、お酒を飲んで帰ってくる、
という我が家のフルコースで旦那様に誕生日をちゃんと祝ってもらいました。
あ、ちなみに１０月２日は浜崎あゆみさんも誕生日だったようです。
ぬれぎぬ [脳のおとろえ]
今日、すでに持っている本を
買ってしまいました。
「ハチミツとクローバー」の７巻
マンガは危険だと、
何巻まで持ってるか忘れがちだから気をつけようと、
持ってる中で一番新しい巻の表紙を覚えておかねばと、
いつも自分に言い聞かせていたのに、
・・・・買いました。
うちのとおんなじ表紙の７巻。
しかも、
１０ページ読むまで気がつきませんでした。
・・・・あぁぁ。
でも、大丈夫。
これ、宇宙人のしわざだから。
今日の出来事、しょの２。
・・・・スミマセン、まだ続きます。
さっき、作ったばかりの焼酎を飲もうとしたら、
ありませんでした。
変だな？と思いましたが、
また新しいのを作ればいいかと思いました。
棚から新しいグラスを出して・・・・
冷凍庫をあけたら、
氷の入ったグラスがありました。
あぁぁぁぁ・・・
こんなことして楽しいのか？
宇宙人。（怒）
今日の出来事、しょの３。
・・・・スミマセン、もうひとつあります。
トイレに入ったら、
宇宙人の使った跡がありました。
水洗トイレを知らなかったんでしょう、
そのまま、残っていました。
・・・あぁぁぁぁぁ。
わはは！（爆笑）
なんておっちょこちょいな宇宙人なんでしょう！
皆様、宇宙人にはお気をつけくださいませ！
音も立てず、気配を殺して、家の中に入ってきます。
そして、
いたずらをし、
また音も立てず、気配を殺して、
去るんだそうです。
6面、そろえられますか？ [脳のおとろえ]
脳の衰えについて書いたばかりですが、
記憶力がないとできないゲームっていろいろあります。
私はドラクエとかのRPGが好きですが、
自分が次にどこの町へ何をしに行くのかを覚えていられないため、
攻略本を見ながら、本のとぉ～りに操作するだけになってしまいます。
本当は誰か賢い人がやっているRPGを横で見ているのが好きです。
あと、記憶力がないと出来ないゲームっていったら、
神経衰弱ですね。
考えただけでお腹が痛くなります。
「新婚さんいらっしゃい！」には私、ぜったい出演しません。
あと、意外に記憶力を必要とするのが、
ルービックキューブ。
本当はここで6面のそろったかっこいい写真を載せたいんですが、
これが私がつくれる一番かっこいい状態です。
完全1面というそうです。
一番上の面がそろっていて横の4面の上の段もそろっている状態です。
ここからがなかなか進みません。
説明書があるのですが、説明書を見ても意味がわかりません。
一度説明書どぉ～りにやってみたら、6面がそろいました。
でも、
どうして6面そろったのかわからないので、
完成しても
ちっとも、うれしくなかったです。
第一次ルービックキューブブームは小学生の頃でした。
当時は、ルービックキューブを
ばらばらに分解して、
組み立てなおしては6面をそろえていました。
でもあれはあれで、結構楽しかったです。
使い方、間違っていますけど。
高校生のときなぜかクラス内で第二次ルービックキューブブームがありました。
一部の男子の間で流行し、
ブームに乗った男子は皆、6面そろえてました。
私はその時「懐かしいものが流行ってるな～」と思っていただけで
その地味な第二次ルービックキューブブームには乗りませんでした。
でも、同級生が簡単そうに6面をそろえていたことを
大人になっても心のどこかで悔しく思っていたのでしょうか、
最近ルービックキューブ買いました。
昔できなかったのは、子供だったからで
今ならできるに違いない、と思ったのですが・・・
ちょっと遅かったです。
高校生当時、簡単に6面そろえていた、男子諸君も、
きっと今ではできなくなっているはずです。
完全1面ができたら、
次は下の段のコーナーキューブの位置交換をするそうです。
説明書に図入りで解説が載っています。
ここ、
何度読んでもわかりません。（号泣）
あちこちを回転させているうちに、
自分がどこのどの色をそろえるつもりだったのかが、
わからなくなってしまうんです。
歳をとるとあきらめも早いので、
たぶんこれ以上は無理。
でも、名前かっこいいから、もういいです。
完全1面で。
本気で心配してます [脳のおとろえ]
私、33歳です。
33歳って、
若いと思うんです。
ちなみに藤原紀香さんも33歳です。
あんなにぴちぴちです。
でも私、最近衰えが激しいんです、
脳の。
スポーツジムのロッカー、暗証番号を入れてロックするんです。
暗証番号は覚えています。
自分のロッカーがどこだったのか、わかりません。
タバコを吸おうと箱から一本だしたら、すぐに火をつけないと、
自分がタバコを持っていることを忘れます。
携帯をよく失くしますが、
家に帰るとあります。
旦那様を
お母さんと呼んでしまいます。
上司を
先生と呼んでしまいます。
小学生の頃、美容院にいくと
「今日はお仕事お休みですか？」
と聞かれました。
早くから老けていたので、
実年齢33歳でも53歳くらいになっている、のかしら？
それとも落語ばかり聞いていたから、
江戸の人と同じように歳をとってしまった、とか？
人生50年、みたいな。
40歳で隠居しちゃたりして。
定吉みたいな小僧つれて、田舎で隠居。
それも、いいねぇ。
そもそも私ほんとに33歳？
それも間違ってたりして、、、、
怖くなってきたのでこのへんで・・・・。
